はじめに
今回は、2024年2月13日(火)にKT Zepp Yokohamaにて開催された「大学対抗女子大生アイドル日本一決定戦」、通称「UNIDOL」のイベント取材記事です。
本大会では、元NMB48「渡辺美優紀」が決勝戦MCを担当し、魅力的なMCで会場を盛りあげました。さらにシークレットゲストとして、ハロー!プロジェクトのアイドルグループJuice=Juiceが出演。出場者が多数コピーダンスをする『プライド・ブライト』など、人気の楽曲計5曲を披露しました。
本記事では、優勝チームやゲストのJuice=Juiceへのインタビューやステージ写真も掲載しているので是非最後までご確認ください。
UNIDOLとは
概要
「UNIDOL」とは、大学対抗の女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦です。
その名称は、「UNIversity iDOL」に由来します。
その名の通り、「普通の女子大生が、一夜限りの”アイドル”としてステージに立つ」
というコンセプトのもとでコピーダンスイベントを開催しています。
近年のアイドル文化の盛り上がりと共に、様々なアイドルの曲で盛り上がれる場としても注目を集めてきました。
メインとなる年2回の大会に加え、1年生や初出場チームの大会「UNIDOL Fresh」や、
卒業生のラストステージとなる「UNIDOL 卒業コンサート」などのスピンオフイベントも開催しています。
年間動員数は約25,000人に達する今もっとも熱い学生イベントとして話題を呼んでいます。
イベントに潜入
UNIDOLの審査方法
UNIDOLの順位は観客と審査員のの合計点で決まります。ダンスのクオリティだけではなく、ショーケースとして8分間のステージをいかにプロデュースできているかも評価の際に考慮の対象になります。特に審査員審査は「ダンス」「表現力」「個性」「演出」「魅力度」の5つの項目(各20点×5項目)で審査が行われます。
これらの要素を意識しながら熱いステージを披露するというとてもチャレンジングでやりがいのあるステージとなっています。
会場の様子
さて、当日の会場の様子を見ていきます。会場は、KT Zepp Yokohamaです。会場は広くステージ・音響・照明・観客席・控室など申し分のない最高の会場でした。横浜の街に熱気を発していました。
パフォーマンスの様子
パフォーマンスは洗練されていて、誰もがステージに釘付けとなりました。ステージの端から端まで最大限使って表現をして、大きな会場の奥までパワーを届けていました。
この日のために心・技・体ともに準備を重ねてきたこともあり、どのチームも個性と表現力を発揮しながら、美しく楽しく踊っていました。見る側を引き込むパフォーマンスとはこのことだと思います。
この記事の最後に、大量のステージ写真をアップする予定ですので楽しみにしていてください!
シークレットゲスト「Juice=Juice」へインタビュー
UNIDOLでは、当日の登場直前まで情報が公開されない「シークレットゲスト」が登場するのが恒例となっています。結果発表の前の時間、今回のシークレットゲストは誰なんだ、、、と会場がざわつく中、紹介VTRでゲストが徐々に明らかになった時には大きな歓声が上がり、会場は歓喜と歓声の渦に包まれました。
これには会場は熱狂と大歓声に包まれました。歌・ダンス・オーラのエネルギーで会場全体を包んでいました。
出演後にインタビューをさせていただいているので以下に掲載します。
ーゲストパフォーマンスをした率直な感想を教えてください。
(段原)出る前は皆で緊張していましたが、登場前のVTRの段階で会場の皆さんが徐々にJuice=Juiceだと気づいてくださって、会場の皆さんが歓声と共に歓迎してくれていた環境が嬉しかったです。5曲それぞれの曲が始まる際に「あの曲だ!」と反応してくださって本当にアツアツの空間で楽しかったです!
ーUNIDOLの出演者はコピーダンスに熱中されていますが、リーダーの植村さんが何か熱中していることはありますか。
(植村)今年の春で卒業予定でもあり、今回のようなハロー!プロジェクト以外のイベントに出演させていただくことを本当に嬉しく思いつつ、そこで得られる新たな刺激をライブに活かすということに熱中しています。
更に今回、Juice=Juiceのダンスをサムネイルから衣装まで揃えてコピーしてくださっている出演者さんもいて、そのようなコピーダンスを全部見たくなりました!
ーシークレットゲストとしていつもとは違う出演の仕方でしたが、会場の雰囲気や盛り上がりはどのように感じましたか。
(工藤)会場の皆さんがクラップやペンライトなど色々な方法で応援してくださり、皆さんと曲で盛り上がれたのが嬉しかったです。以前からお世話になっているミツバチマキ先生が審査員でいらっしゃって、私たちも審査されている気分でした(笑)。先生に出演後には褒めていただき嬉しい気持ちになりました!
ーUNIDOLの皆さんがパフォーマンスをする上でより向上させるアドバイスがあれば教えてください。
(井上)パフォーマンスでは先生に教えてもらう部分と、自分たちで覚えて指の1本1本まで合わせていく必要がある部分があります。そうした際に、メンバー間で細かい部分の振り付けまで声を掛け合える環境であるということはパフォーマンスの向上にプラスになっていると思っています。
ーステージ上で輝くためにステージ上で意識していることはありますか。
(松永)メンバー同士仲良しでもあり、みんなが負けず嫌いでもあるので、ステージ上で「今日はこの子が超かっこいいなノってるな〜」と思ったら「私も頑張ろう!」と絆を持ってみんなで切磋琢磨し合える空気感をそれぞれが出して高め合っています。この空間が輝いて見える理由の1つなのかな、と思います!
ーありがとうございました。
結果発表と振り返り
シークレットゲスト「Juice=Juice」による圧巻のステージのあとは、いよいよ結果発表・・!!
どのチームも構成や表情管理など本物のアイドルのようでした。レベルが高い戦いで、なんと3位と2位のチームは2点差、2位と1位のチームは4点差という僅差の勝負でした。
決めるところでのキメ、激しいダンスと穏やかな歌唱パートの緩急など本当に圧倒され続けてしまいました。どんな練習や研究を重ねるとここまで表現力を高めることができるのだろう、と不思議でした。
表現する言葉がうまく出てきませんが、本当にどのチームも素晴らしかったです。結果発表の時には、全員優勝パターンを勝手に想像していました。
しかし、現実には得票数に差は生じており、順位が以下のように発表されました!
【優勝】星空パレット/関西学院大学
【準優勝】やっぱりまかろん。/同志社大学
【第3位】夏目坂46/早稲田大学
各種受賞チーム
受賞された皆さんおめでとうございました。そして受賞とならなかったチーム含め全てのチームが観客席を包み込むような、ステージでは収まらない輝きを放っていました。
また、このイベントで忘れてはいけないのは、運営陣の健闘です。学生も多い運営チームですが、完遂力がやはり高いと思います。様々なイベントへ取材してきた筆者は、イベントで予定通り進まないことやトラブルが発生することはよく中で、それを乗り越えて最後まで運営・出演者も一体となってワンチームで完結させきるパワーがイベントの質を左右していると感じています。
華やかで完全に大成功を収めたステージの舞台裏と表で活躍する様子を見てパワーをもらえる点は、イベント取材の醍醐味だと感じています。今回の大会も素晴らしく、見ている人が元気をもらえる素敵な大会でした。
関わった全ての人に大きな拍手を送りたいです。
優勝チーム「星空パレット」インタビュー
関西から出場した「星空パレット/関西学院大学」は、関東圏以外からの史上初の優勝チームとなりました。今後も新しい歴史を作っていって欲しいですね。そんな「星空パレット」の皆さんにインタビューをさせていただきました。
ー優勝した今の心境を教えてください。
昨年は優勝が遠いものに感じていましたが、本日このように優勝させていただいて、嬉しい以外の言葉が見つからないです!
ー心に残ったことを教えてください。
優勝についてメンバー同士で優勝に対する気持ちや今の心境をしっかりと時間をとって話し合いをして、気持ちを1つにすることができた時間があったことが心に残っています。このような時間があったから、アクシデントや不安なことがあっても皆で支え合ってここまで来れたと思っています。
ーステージ上では観客の皆さんに対してどのように見せたいと思ってパフォーマンスされていましたか。
「ほしパレらしい」「UNIDOLらしい」と思ってもらいたいと思っていました。私たちは「綺麗な踊り」「美しいフォーメーション」よりは、「メンバーの仲の良さ」「このメンバーだからこそできるわちゃわちゃ感※・楽しさ」でお客さんを巻き込むことが得意なので、お客さまを巻き込みながら笑顔にできたらいいなと思ってステージに立っています!
ー応援してくださった方にメッセージをお願いします。
私たちがここまで来れたのはずっと応援してきてくださった皆さんのおかげだと思っています。星空パレットがずっと勝てなかった期間は皆さんのことをがっかりさせてしまっていたのではないかと考えて、苦しい気持ちでしたが、今こうして優勝という形で少し恩返しをできたのではないかと思っています。これからも応援よろしくお願いします!
ーありがとうございました。
※星空パレットのメンバーが大切にしている「わちゃわちゃ感」をお願いして表現していただきました↓
ステージ画像ギャラリー
観客席を巻き込みながらパフォーマンスしている様子が伝わってきます!次ページまで続けて掲載しています。
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