モーションキャプチャー

モーションキャプチャーのダンス撮影に挑戦!

今回の企画はモーション撮影!

約1年と半年ほど前のこと、ダンス未経験からKPOPのコピユニをはじめた私(Saori)がはじめてのモーション撮影に挑戦しました。今回はライターとしてその様子を振り返りつつ、レポートします!

映画やゲームでお馴染みのモーションキャプチャー

「モーションキャプチャー(モーキャプ)」とは、人間や動物、物などの3次元の動きを計測し、数値化して記録する技術です。映画やゲーム、ロボット開発のほか、最近では某アプリの人気リズムゲームやVtuberのダンス映像などでも使用されています。

撮影してくださる方とコンタクト

まず最初にしたのは、モーキャプの撮影を個人でされている「mobiusP」さんへのコンタクト。モーション撮影は本来、多くの機材や高度な技術が必要なため専用のスタジオで撮影していますが、「mobiusP」さんはそれを個人で行い、多くの素敵な作品に携わっているスゴい方です。

そんな「mobiusP」さんに大まかな撮影内容を伝えて予算を伺ったところ、なんと快く引き受けてくださることになりました!

撮影の流れ

いざ、モーキャプ撮影本番!黒いスーツに着替えて準備

本番当日は東京から名古屋まで移動し、緊張しつつ待ち合わせの撮影スタジオに到着!さっそく、更衣室へ向かい手渡された全身タイツのような衣装に身を包みます。頭には黒い帽子も着用するのですが、測定用なのでかなりピチピチです。

撮影の際には、髪を全部スーツの中にしまわなければなりません。事前に髪が腰まで長い私はヘアゴムとピンを多めに用意しましたが、かなり入れるのに苦労しました。

体の位置を測定し、動作を確認

出典:株式会社アウラ(https://www.aurainc.jp/blog/studio/216/)

まずは全身に位置をトラッキングするマーカーを取り付けます。全身にセットするマーカーは、50個!重くはありませんが、全身に吸盤がついたような不思議な見た目です。

次に手袋の上から指の動きを読み取る小さな機械を手の甲に装着します。トラッキングする機械やスーツはどれも、驚くほど高価!値段を聞いて冷や汗をかきつつ、気合いを入れました。

身につけたら机の上に手を載せて指のトラッキングを調整し、さらに全身のトラッキングをモニタで確認したら準備完了です。

ついに撮影開始。初心者なのに2曲撮りに挑戦!

撮影前には、まず「T」のポーズを取って、位置を調整。1曲ごとに立ち位置を読み込んでから、曲がはじまります。

体に密着するスーツを着たままカットなしで1曲通しで踊るため、数回踊っただけで暑さでかなりフラフラになってしまいました。踊った動画をチェックしている間に息を整え直して、とにかく必死で踊り続けます。

テイクを何度も繰り返し、なんとか撮影終了!

1曲目をなんとか満足のいくテイクを踊り終えたときは、慣れないシチュエーションと暑さで疲労困憊に。とはいえ、ここまできたら諦められないと2曲目も根性で敢行。

事前にYoutubeでモーションスーツを着て踊っている方の動画をみて、自分なりにイメトレをしていましたが、実際に踊るのはやっぱり大変!想像以上にハキハキと大きめに踊らないと思ったように反映されなかったり、手につけている機械や体のマーカーが飛んだり当たってしまわないかと不安になったり…と慣れないシチュエーションに緊張しっぱなしでした。

mobiusPさんには撮影前も撮影中も、非常に気を遣って優しく対応してくださり、とてもありがたかったです。

ついに完成動画が到着!実際の動画はこちら

撮影から数日後、ついに念願のモーションキャプチャー動画が到着。期待に胸を躍らせながら見ると、自分の隣に大好きなサロメ様(お嬢様Vtuberの方)や申鶴(人気ゲーム原神のキャラクター)がいて感激しました!!ずっと踊りたかった曲を素晴らしい動画に仕上げていただけて、本当にうれしかったです。もし良かったら動画もぜひ、ご覧ください。

文:Saori.M
取材協力:mobiusP X(リンク

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